2022-23シーズンの販売について

販売カレンダー

旬カレンダー(通常栽培)
販売カレンダー

果物は年に1度だけ収穫することができます。だからこそ、限られた期間にしか販売できません。忙しい現代に生きる私たちは、その時期がいつだったか忘れてしまいます。長年のお客様でも、親しい友人・親戚でも(笑)。「気づいたら、シーズンが終わってた」ということがないよう、販売開始の時期や『みかん』たちの様子を毎年お知らせしていきます!

ポンカンは少なめです…

ここ1~2年、果樹園さかもとのある浦ノ内湾周辺でポンカンの葉っぱが落ちる症状が多く見られています。主な原因としては、『炭疽(そ)病』という病気、さらには夏から秋にかけての極端な乾燥や1月の非常に強い寒波で樹勢が大変弱ったことも追い打ちとなりました。

昨年は、例年の5割~6割程度…そこからの回復途中にある今シーズンの収穫量は、7割程といったところでしょうか。ただ、台風の強風により傷が大きい実が目立ちます。ポンカンにとっては、温暖化を含めて苦難の状況が続いています。

12月中に収穫をして、10日~1カ月ほど倉庫にて追熟をさせます。余分な水分と酸味が抜け、食べ頃を見極めて選別作業をします。販売や発送は、12月下旬から2月中旬頃までを予定しています。

8月頃のポンカン

文旦は豊作!少しちいさいかも

高知の春の味覚、文旦。昨シーズンは、寒波の影響で樹勢が弱り、枝が枯れかかり、花も咲かず…。いつもの6割ほどの収穫量でした。高知県全体でも文旦不足が叫ばれ、価格が高騰したことも記憶に新しいです。

その反動なのか、今年は“大豊作”です。例年比3割増~5割増といったところでしょうか?秋以降に雨が少なく、実の肥大が遅れており、色づきが先行してしまいました。2Lや3Lといった大玉が喜ばれるのですが、少し小さい実が多いかもしれません。

12月中に収穫をして、ポンカンと同じく倉庫にて追熟をさせます。追熟期間がポンカンに比べて長く、2カ月ほど。販売や発送は、2月中旬から3月下旬までを予定しています。こちらは、品切れの心配もありません!おススメは追熟しきった3月初旬以降です。

収穫前の文旦の様子

小夏も豊作!!寒波と鳥とわたし

こちらも昨年1月の大寒波の影響で、2年間まともな収穫量を確保できていない『小夏』。高知県の初夏の味覚として、果樹園さかもとでも大好評の商品です。ここ2年間の鬱憤を晴らすかのように?たくさんの実をつけてくれています。

小夏はポンカンや文旦と違って、木の上で寒い冬を越します。その為、1つ1つの実に袋をかけています(実の数が多すぎて、12月初旬時点では作業が完了しておりません笑)

これからは、ラニーニャ現象で例年より寒い冬になると予報されている為、その寒波がどれくらいになるのか…。また、食べ頃になるとやってくる鳥獣たちからどう実を守るかが鍵となってきます。

追熟がない小夏は、4月中旬に収穫して袋を外したらすぐ出荷!!販売や発送は、4月下旬から5月下旬までを予定しています。こちらは、収穫するまで販売できる数量が分かりません。一緒に祈りながらお待ちください。

大豊作の小夏
カラスに食べられた小夏

レモンも意外とありました

レモンの販売は、11月~5月頃までを予定しています。ただ、果樹園さかもとの果物の中で一番寒さに弱い為、昨年の寒波で樹勢が極端に低下しました。その回復途中で、収穫量も例年の3割ほど…を予定していましたが、意外にも?収穫量を確保できそうです。

ここ7年間植え続けた苗木が、成長してきて老木が倒れた分をカバーしてくれています。1月中旬からは、完熟イエローレモンとしてお届けできますので、五感で感動していただけること間違いなしです!

レモンの箱詰め

まとめ

ポンカンやレモンは少なめ。文旦と小夏は豊作といった展望ですが、収穫するまでどのくらい販売することができるか分かりません。楽しみにお待ちいただき、一期一会を一緒に楽しみましょう!

また、慣行栽培(通常の農薬・化学肥料使用)の商品はネット販売致しません。メールやDM、メッセージ等で価格等をお知らせ・ご注文は可能ですので、お気軽にお問い合わせください。お手数をおかけしますが、宜しくお願い致します。